BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

【感想】ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン

 

ブログを始めた時に「上遠野浩平FC岐阜が好き」と書いたんですが、やっと前者についての記事を書く運びとなりました。

 

ブギーポップシリーズの第21作。私と同世代くらいの人は「えっ、あれまだ終わってないの?」と驚くかもしれないが、終わってないんだよ、私だって驚いてるよ。

●今回の主演は九連内朱巳、羽原健太郎。朱巳のファンは必ず買おう。

●人は誰でも「手を抜けば大惨事を起こせる」程度には何かに関わっている。その意味で「自分には何もできない」という考えは正しくないのだ。何もできないと思って何もしないことで、何か良くない事態を引き起こすことが可能なのだから……大体そんな感じのお話。

●まさか健太郎が凪以外の女とこんなに会話するとは……。しかもただ話すだけじゃなくて、かなり興味を持ったり持たれたりしてるし(ラブコメ的な意味での「興味」とは違うけど)。健太郎って意外と凪から自立してたんだね。

●これはいつ頃の話なんだろう。朱巳と健太郎って会ったことなかったっけ。ラウンダバウトと凪も絶対会ったことあるよね。 『ヴァルプルギスの後悔』よりも後だからリセットされてるってこと?

●最後のブギーポップと朱巳の会話は、かなり衝撃的だったと思う。

何が衝撃的かというと、今までメンタルの強さだけで生き抜いてきた朱巳が「そういう考え方はそろそろ限界だ」と言われてしまったところ。私はこの場面をもって大きく物語が動いたと感じる。朱巳の強さを称揚して「やっぱり朱巳は凄い」で締めていたら結局今までの繰り返しだが、そうはならなかったからだ。「やっぱり凪は凄い」は繰り返されてるけど、まあ『ヴァルプ』以後のあの人は別格ってことで。

朱巳はこれから自分の生き方を見直して成長するのかもしれない。それが統和機構の中枢選び(末真になるという結果はもう分かっているが)に関わってくるかもしれない。その他にも色々と今後の展開を妄想することができる。これを「物語が動いた」と言わずして何と言うのか。