BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

【最近読んだ本その7】

 

米長邦雄の運と謎

●過去に読んだものの再読。作家であり「将棋ジャーナル」の社主でもある団鬼六が、棋士米長邦雄について書いたもの。評伝というやつか。

●当時の私は斎藤孝の「三色ボールペン読書術」にハマっていたようで、本当にあっちこっちに線が引いてある。それも、本筋から外れたしょーもない箇所にばかり引いてある。線が多すぎて、再読する時に目が疲れる。そして本当に大事な記述がどこにあるのか分からなくなっている。テスト前にマーカーを引き過ぎた教科書状態だ(笑)

ま、米長の人生観を示した重要な言葉として「惜福」と「勝利の女神謙虚と笑いを好みます」の二つだけ覚えておけばいいだろう。本当に米長が謙虚な人間であったかどうかは不明だが。

再読して気づいたけど、団鬼六って文章めっちゃ上手いな。リズムがあってスラスラ読めるし、簡潔さが何よりも優先されるようになったネット時代の文章に比べるとだいぶ格調がある。自分が毎日書いてる文章よりずっと"文学的"だな、という気がする。

 

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

糸井重里邱永漢の対談。こんなタイトルだが、起業や資産運用の話よりは人生論とか生き方論みたいな話が多い。糸井が対談の名手であることは確かなので、ファンならば読んでみてもよいと思う。

私なりにポイントを箇条書きにすると

  • 何をやって儲けるにしても最後は人間観察に尽きる。
  • 本に正解が書いてあるわけではない。成功している人をただ真似してもしょうがない。
  • 邱永漢ほど人生経験を積んだ人でも「何が正解なのか分からない」「自分は女々しい」という思いを持っている。
  • インターネットの最大の長所とは「人材探し」がやりやすくなること。もっと言うと「センス」が合う人を見つけやすくなること。
お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)

 

 

フォーカス・リーディング

「フォーカス」とは要するに「はっきりさせる」ということだ。読書の目的をはっきりさせること、読むべき箇所をはっきりさせることが大事。やっぱりそうだよなぁ。

読書速度が10倍、20倍になるような「魔術的速読」なんてない(少なくとも著者はできたことがない)。やっぱりそうだよなぁ。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

 

 

 

本は10冊同時に読め!

本は終わりから始めまで読む必要はない。著者は月に50冊くらい読むが、最後まで読むのは10冊ほどである。やっぱりそうだよなぁ。

※さっきから「やっぱりそうだよなぁ」を連発しているのは、私が自分の価値観に合う本ばかり選んでいるせいかもしれません。そのような形の読書を続けていると、視野が狭くなってしまう恐れもあります。