BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

BUHIXなりの英語学習

 

今日は英語学習の方法について書いてみます。と言っても、私の英語はあくまで趣味の範囲にあります。仕事や資格のために英語を必要としている方にはあまり役立たないと思いますが、その点はご了承下さい。

現在は『Pep Guardiola: The Evolution』という本を読んでいるので、主にそれについて書いていきます。(以下、同書は適当にPep EvoとかPEと表記)

 

最初にまとめておくと

私がこの記事で言おうとしたことを要約してみると

  • 分からないことはすぐ調べる、特に発音を調べる
  • 音読や暗唱で脳に英語を蓄える

の2点に尽きるかもしれません。

 

「やり直しの英語」は特になし

『PE』を読む前に、特に準備はしませんでした。ノリで買っちゃった本だからね。「高校英語を○時間でやり直す」とか、そういう系の本も読んでいません。「自分のやり方は合ってるのかな?」と不安になった時に、かつて読んだ野口悠紀雄さんや斉藤兆史さんの本を引っ張り出して、ちょこちょこっと読み返すくらいです。

「超」勉強法

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英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)

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文法を本当に正しく説明できるのかと言われたら、けっこう心許ないです(特に仮定法とか倒置法とか)。私の「意訳」を読まれた方は分かると思いますが、あれは文法的には全っっっ然正確ではありません。学生さんはあんなの真似しないでください。テストで点がもらえなくなります。

でもまあ何とか文章の意味は掴めているはずです。掴めているんじゃないかな。たぶん。おそらく。そういうことにしておいて下さい。だから特に文法の復習はしてません、はい。

 

ここで読者の皆さんに注意していただきたいのは「文法の知識は最低限あればいいけど、でも絶対に最低限以上ないとダメ」ということです。必要条件と十分条件のようなものですね。文法の知識が豊富だからといって英文を正しく解釈できるとは限りませんが、それが水準以下だったら絶対に英文が読めるわけないのです。もし自分の文法の知識が最低限に達していないと感じたならば、すぐにそれを復習する段階まで戻って下さい。

 

多読は無理だった

さて、そんな感じでノープランのまま『PE』を読み始めたら、すぐに壁に当たってしまいました。最初はいわゆる英語多読(速読)をやってやろうという気でいたのですが、一向にスピードが上がりません。『PE』に出てくる単語が私にとってはかなり難しかったからです。

多読はさっさと諦めて(笑)、ゆっくり読んでいく方針へと切り替えました。

具体的なやり方は以下の通りです。

 

分からない単語を調べる

「英語が読めない」にも2種類あると思います。

  1. そもそも文の全体像(構文とか)が分からない
  2. 分からない部分(単語)があるので文全体の意味も分からない

 

自分が1.の状態にあると思ったらすぐに文法の復習に戻って下さい。自覚があるならすぐに行動するのが肝要です。

 

2.の状態ならば、辞書を引く手間さえ惜しまなければ何とか読んでいけます。私もとにかく辞書を引きまくることにしました。

分からない言葉が出てきたら調べましょう。

ちょっとでも気になったら調べましょう。

凄い勢いで調べましょう。

意味が分かっていても、「万が一この単語に別の意味があったらどうしよう?」と思ったら調べましょう。

別に読むのが遅くなったっていいんです、ここでの目的は多読(速読)じゃないんですから。

 

調べた単語を記録する 

当初は調べた単語を「調べっぱなし」にしていました。つまり、ノートや単語帳等に記録することはしていませんでした。

しかし年齢を重ねるとやはり記憶力が落ちてくるもので、そういうやり方では一向に単語の意味が頭の中に残りません(笑)。同じ単語が出てくる都度に辞書を引くような有様になってしまい、なかなか本文を先に読み進めることができませんでした。

これではイカンと思い、調べた単語のうち「特に覚えておきたいな」と思ったものだけアプリに記録することにしています。私はweblioのアプリを使っていますが、他にもっといいのがあるかもしれません。 

 

注意すべき発音に印を付ける

単語の意味を調べる時は、できるだけ発音記号も見るようにして下さい。注意する点はアクセント二重母音曖昧母音の3つです。

これらが出てきたら本文中に印を付けておきましょう。▼でも • でも ´ でもいいし、アンダーラインでも波線でもいいです。なぜわざわざ印を付けるのかというと、次にやる音読のための準備です。

 

アクセントや二重母音の箇所は、分かっているつもりでも意外と分かっていません。カタカナ語と同じ感覚で発音していると間違えてしまいます。

 

曖昧母音というのは発音記号が「ə」の音です。この音にはアクセントが絶対に来ず、他の母音に比べて弱く発音されます。もっと言うと「テキトーに発音される音」だと思います。テキトーなので、同じ音がアにもウにもオにも聞こえます。あまり深く考えず、ノリで聞き取らなければいけない音です(たぶん)。

例えば

hesitation(ためらい)

obstinacy(頑固)

という単語の発音記号は、それぞれ[hèzətéɪʃən]、[άbstənəsi]となっています(アメリカ英語の場合。出典はweblio)。

ですので「ヘジテイション」「オブスティナシー」と発音するよりは、曖昧母音を弱く読んで

ヘ(ザ)テイ(シャン)

アブス(タナ)ス

のようにした方がより原音に近くなると思います。

 

もう少し馴染みのある単語だと

April(4月)

natural(自然な)

rival(ライバル)

等があります。いずれも後半に出てくる母音が曖昧母音で、

エイプ(ラ)ル

ネァ(チャラ)ル

ライ(ヴァ)ル

のような発音になります。

※以上は、あくまで「私の耳にどんな風に聞こえるか」をカタカナで無理やり表記したものです。上級者から見て正しい発音とは限りません。

 

この曖昧母音を意識すれば、結果として「アクセントがある音は強く、ない音は弱く」発音することになります。そうやって発音にメリハリをつけることが、ドヤ顔でカッコよさげに(ぉぃ)英語を話す秘訣です。英語とはすべての音を同じような強さで発音するような言語ではなく、「弱弱強」とか「強弱弱」と、格ゲーのコンボのように発音すべきものなのですね(?)。

 

それからあと一つ付け加えるなら「カエルが潰れたような音」にも注意が必要かもしれません。発音記号で言うと「æ」の音ですね。アイウエオのアやエとは違って、日本語には無い音です*1。ちなみに「カエルが潰れたような音」という表現は、高校時代の英語の先生が使っていたものです(笑)。

 

例えば

上にも挙げたnaturalの最初のa、

それからstrategyのa、

もっと馴染みのある単語だとcanのa、

これらは全て「æ」と読みます。

発音を完璧にしたいという方はこの音にも印を付けておいた方がいいでしょう。ただし慣れてくるとスペルから何となく「この音はカエルが潰れた音だな」と推測できるようになります。なので最近の私は印を付けていません。 

 

音読する 

単語の意味も発音も分かったら、1段落を単位として音読していきます。

できるだけネイティブになりきって読みましょう。

「日本語とは根本から音韻体系が異なる言語である」ということを肝に銘じましょう。

「日本語の感覚を捨てる」くらいの気持ちでいいんじゃないかと思います。

上で印を付けた部分に注意して読むのは言うまでもありません。

 

でもまあ、どこまで発音にこだわるかというのは結局のところ個人の趣味です。私は別に「発音をネイティブ並にする」ことが目的ではありませんので、適当なところで妥協しています*2。そもそも1人で発音の練習をすること自体に限界があります。本当に素晴らしい発音を身に付けたいなら「先生に自分の発音を聞いてもらって、直してもらう」という方法を採るべきでしょう。

 

なお、音読は1回で終わりではありません。何回も繰り返して読みましょう。理想を言うなら、暗唱できるまで読むのがいいです。特にライティングの能力を高めたい方は暗唱が効果的だと思います。

ただし、これも最終的には個人の趣味によります。私は暗唱を主目的としているわけではないので(発音を良くすることよりは、暗唱で基礎的英語力を上げることの方に興味があるけど)、だいたい3〜5回くらいで終わりにしています。音読でTOIECのスコアを上げようと考えている方は20回以上読むみたいですね。

 

少しずつ進む

ここまで書いてきたようなやり方で、1段落を読み終えるのにだいたい15分くらいかかります(1段落が長い本だったらもっとかかるでしょう)。2段落読んだら30分です。そして、私が1日に読める量はだいたいこれだけです。

時間も限られているし、別に語学命の語学マンじゃないから仕方ないですね。あくまで趣味として、毎日ゆっくりゆっくりと読み進めています。

今のところ、ハビティカの公式リリースをなかなか読めない程度の英語力しかありません(笑)。

 

「本当に英語を必要としている人たち」つまり仕事や資格のために英語を学ぼうという人たちは、こんな量じゃダメだと思います。もっと時間を割いてガチな学習をして下さい。

 

Pep Guardiola: The Evolution

Pep Guardiola: The Evolution

 

*1:名古屋弁にはこの音が存在するという説も……。

*2:じゃあ目的は何なのかと言うと、要はグアルディオラの考えを知ること。もっとサッカーが分かるようになること。