BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

松本山雅 vs ロアッソ熊本

 

 観に行ってきました。

 

高崎は抜けた存在

 試合開始から明らかに目立っていたのは高崎。前節(水戸戦)の映像をちょこっと見た時にも思ったが、J2では別格の存在だ。味方がアバウトに上げたボールも競り勝って落としてしまうし、ポストプレーも上手い。足も速い。たまに下がって守備をしたり攻撃を組み立てたりする。ただ高さを武器にするだけではない、万能型の1トップだ。こんなFW欲しいなぁ…。

 

 一方の熊本は安柄俊が代表に招集されているため、グスタボを起用。

 グスタボもけっこうボールを収めていたけど、技術的にどこが良かったのかは分からない(ぉぃ)。「グスタボはフィジカルが強いからボールを持てる」という解釈も違うと思う。フィジカルと言うなら、それこそ松本の飯田や橋内らの方が強い。グスタボはどちらかと言うと押し負けていたのではないだろうか。でも競り合いの中で割とボールを収めることができている。反応が速いのだろうか?

 

両者あまり上手くいかず

 熊本は後方から繋いでいく姿勢を見せる。ピッチ内練習ではロンド(鳥かご)に力を入れていたようだし、ポゼッション志向なのかもしれない。だが、肝心のシュートやクロスがいまいち。

 

 松本は高崎を起点として左シャドー石原、左WB安藤らが果敢に攻めるも、こちらも上手く相手を崩せない。ハーフタイムには「なかなか上手くいきませんね」という松本サポーターの話し声が聞こえてきた。

 

 ちなみに私は「ワインクーラー」を飲んだせいで、前半の終わり頃にウトウトしていた。おいしいよワインクーラー。

 もしかしたらその間に何か凄いことが起きていたのかもしれないが、スコアが動いていなかったから大丈夫だろう(何が大丈夫なんだ)。

 しかし、清水に行った時とまったく同じことを繰り返しているな。やはり観戦中にアルコールを飲んではいけない。少なくとも私は飲まない方がいいみたいだ(笑)。

 

ここは千葉だったのか

 後半開始から松本が攻勢をかける。かけたようだ。かけていたんじゃないかな、たぶん。私はマンゴーヨーグルトに集中していたのであまり見ていなかったが。積極的にプレスをかけに行ったのだと思う。おいしいよマンゴーヨーグルト。

 

 しかし、マンゴーヨーグルトを食べながらでも分かるほどの変化が1つあった。松本の最終ラインが高くなっていたのだ。前半から両チームともラインを高く設定していたが、特に後半の松本は高いように感じた。「そうか、俺は千葉の試合を観に来ていたのか」と思ったくらいだ(謎)。

 

 一応、写真を貼っておく。サッカーのように「流れ」のあるスポーツで恣意的に一場面を切り取ることは本当は良くないのかもしれないが、まあ参考として。

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 一見すると松本がボールを持って相手を押し込んだ場面のようだけど、そうではなくて、熊本のゴールキックを跳ね返した後。松本が非常に高い位置にラインを設定していることが分かると思う。

 

 熊本の2トップ(グスタボ、嶋田)は松本のライン裏へ抜け出すことができず、熊本はなかなか速攻を仕掛けられなかった。

 前半はまだボールを収められたグスタボも、ハイラインで無力化されて交代。嶋田は一応「裏のスペースに出してくれ」という仕草をしているのだが、味方がボールを出さない。出さないのか、出せないのか。

 岐阜の選手はきちんと味方の動きを見て、前線にロングフィードを出すことができる。熊本に比べれば攻撃の完成度はずいぶん高い。だから、今年の岐阜にこれ以上の高望みをしてはいけないのかもしれない。まあその熊本に1分1敗だったわけだけど……。

 

贅沢を言ってはいけないのかも

 その他に感じたことを書き留めておくと、まず松本はやはり守備での個の力が高い。身を投げ出してシュートやクロスをブロックすることができる。田中隼磨が後ろに手を回してブロックの体勢に入ってるところとかイケメンすぎもちろんCB陣は空中戦も強い。

 熊本は攻撃の時に判断が遅く、いちいち松本にスローダウンされる。最も基本的な「FWに点を取らせる」というパターンすら上手く出来上がっていないようだ。安柄俊がいないからだろうか。まあ岐阜はそんな熊本に1分1敗だったわけだけど……(2回目)。

 

 それから熊本に限らず、両チームとも攻撃に精度を欠く。主導権を握って組み立てられない。たぶんシュートやクロスの前までなら岐阜の方が上手い。パッと見で分かるほど差がある。

 ずっと同じチームを見ているとあれやこれやと注文を付けたくなるけれど、今年の岐阜の完成度は他チームに比べても十分高いのかもしれない。上にも書いたが、だからあまり贅沢を言ってはいけないのかもしれない。

 でもまあ肝心なのはその先(シュートやクロス)だからね。スタイルが違うチームに対して上から目線で「うちの方が上手い」なんて言ってもしょうがないし、今年の岐阜はこの両チームに対してまだ1勝もできていないアルウィンでの松本戦は頑張ってほしいなと思うけど。

 

 ちなみに試合は松本が1-0で勝った。やはり、強いチームは「どこがいいのか分からないけど」「知らないうちに」勝つものだと思う*1

 

専スタはやっぱりいいな

 あとは何と言ってもアルウィンの素晴らしさに触れないわけにはいかない。外から見た時には「意外と小さいな」と思ったが、サポーターが歌い出すと迫力に圧倒される。

 そして選手の動きがよく分かる。もう専スタへ行く度に「こんなに見え方が違うのか」とビックリしている。長良川は陸スタの中では見やすい方らしいけど、それでも映像を見直さないと分からない部分が多い。よく「スタジアムで観た方がサッカーが分かるようになる」と言うが、それは専スタに限った話だと思う。見難い非専スタに通い詰めたところで、大してサッカーが分かるようにはならない。非専スタをホームにしてる岐阜サポが言うんだから間違いないぞ(笑)。プレー経験がある人はまた違うのかもしれないけど。

 

 まあ別にアルウィンを持ち上げて長良川をdisっているというわけではなく、単純に「専スタっていいなあ」と思っているだけだ。選手までの距離が近いし、プロの巧さ、凄さがよく分かる。今年の岐阜のようなチームこそ、専スタで見てみたい大木サッカーを専スタで岐阜県民に見てもらえたらなあ……とか妄想するでしょ、そこの貴方も。

 

どっかの車窓から

 最後に、道中で撮った写真をいくつか載せておく。

 

中津川

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↑私は知らなかったが、中津川では「地歌舞伎」が有名らしい。

 

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「これより北  木曽路

 

木曽福島

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アルウィン

 試合開始の時点では曇っていたが、ハーフタイム頃から青空が見えだす。

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(BGM)

 

 私はドライブ派なんだけど、たまには電車の旅もいいなと思った。

 

 

 

とか言いつつBUHIXさんは電車酔いで吐きそうになってましたよ。
 
 

 

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*1:決勝点はCKからの高崎のヘディングだった。実際には「どこがいいのか分からない」なんていうことはなく、セットプレーが良かったのだ。