BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

【最近読んだ本2】失敗学の法則、オシムのトレーニング

 

 

失敗学の法則

  • 著者の畑村洋太郎は工学畑の人。「失敗学」はもともと機械設計の失敗の経験から生まれてきたものだが、他分野の人にもビジネス書として人気がある。
  • 初めて読んだのは10年くらい前なんだけど、まったく理解できていなかった。そもそも内容を覚えてなかったからね。覚えてないっていうことは、理解もできていなかったということだと思う。本当に理解できていたなら取っ掛かりさえあれば思い出せるはずだ、というのが自分の考えです。
  • もちろん今でもきちんと理解できているか分からないけど…。「ものごとを吸収する力は5歳ごとに半減する」なんて話は年齢を重ねるほど身につまされるね。
  • 失敗は「確率現象」であって、必ず起こる。隠蔽した失敗はより大きく「成長」してしまう。
  • 「責任追及」と「原因究明」を分ける。後者がなければ失敗は繰り返される。 
  • 「逆演算で失敗のからくりを知る」って本書の一番最初に出てくるけど、たぶん一番難しい部分だと思う(笑)。小手先のノウハウじゃなくて試行錯誤しなきゃいけないところ。

 

決定版 失敗学の法則

決定版 失敗学の法則

 

  

オシムのトレーニング

  • 日本代表監督時代のメニューを中心に、オシム流トレーニングが紹介されている。著者は通訳だった千田善
  • これもウン年前に読んだ本。字が大きい上にイラストが多いので「読む」だけなら簡単。だから初めて読んだ時には分かった気になっていたが、分かっていなかった。当時の自分は1年間に観る試合の数が少なすぎて、「本書に書いてあるようなことが実際のゲームにどう当てはまるのだろう」と考えることが出来ていなかった。
  • オシムと言えば多色ビブスを使ったミニゲームが有名だし、本書の前半にも出てくる。しかし本当に大事なのはビブスを着ることではなく「実際のゲームにどう活かすか」なので、後半部の「06 戦術練習への移行」「07 戦術トレーニング」を熟読して理解することの方が重要かな、と思う。

 

(p147より)ところで、コーナーキックなどセットプレーで、とくにだれのミスというのでもないが、同じようなパターンから失点をくり返した場合、どうしたらいいだろう。こういう場合は、漫然とした守備を続けさせている監督のミスであることが多い。

 ↑ こんな感じのことは私も考えていた。大木監督は非常に熱意のあるいい監督だけど、「簡単に失点してしまう」という言葉はちょっと気になる。「簡単」な失敗に見えても原因は必ずあるはずだし*1、最終的には監督が責任を負うものじゃないかな…?って。まあ、あまりインタビュー等で語らないだけで、あの手この手で修正を試みているとは思う。

 

(p155より)何が一番違うか。それは練習に取り組む姿勢がどれほど真剣かということ。欧州のビッグクラブの練習を見に行くといい。簡単そうに見える練習でも全力でやっている。

 

  

*1:上の「失敗学」にも通じる。