BUHIXの日記

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高賀六社巡り その3・那比本宮と新宮

 

 六社巡り2日目の続きです。幸先よく(?)瀧神社を見つけた後は、本宮神社、新宮神社を目指します。所在地は郡上市八幡町の那比地区です。だから那比本宮、那比新宮という呼び方もあります。

 ちなみに那比の読みは素直に「なび」でいいみたいです。

 

謎の神様?

 現在、本宮神社の祭神は「不明」、新宮神社の祭神は「那比大神」となっています。しかし那比大神という神様についてはよく分かっておらず、郡上八幡町史では「新宮神社の祭神も不明」とされているそうです。

 ではまったく由来が分からない謎の神社なのかというとそうではなく、新宮神社では仏像虚空蔵菩薩像)が御神体とされています。このことから、祭神が不明というよりは、神仏習合の形で虚空蔵菩薩を祭った神社だったことが分かります。

なお本宮神社の御神体は私が調べた限りでは不明です)

  

那比新宮

 時計回りに進むならば那比本宮から先に参拝すべきなのですが、見つけられなかったので後回し(またか)。先に新宮の方へ行きました。

 

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 高賀神社ほどではありませんが、鳥居はなかなか立派です。

 

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 社叢(この神社一帯の林、ということです)は岐阜県の天然記念物に指定されています。

 

↓拝殿。

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 こちらは宝物殿。仏像や「信仰資料」が収められているそうです。

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 やはり奥美濃地区の神社は神仏習合の形を強く残しているようですね。

 

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猿丸大夫の歌碑はここにもありました。瀧神社のものより巨大です。裏には猿丸大夫についての説明書きがあります。

 

 すぐ横には鹿のレリーフが。「紅葉ふみわけなく鹿の」という歌の通り、ちゃんと紅葉も描かれています。

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↑特に説明書きなどはありませんでしたが、この岩も何か由緒がありそうですね。

 

那比本宮 

 那比新宮を出た後は、来た道を少し戻って本宮神社を探します。

  本当にこの道でいいのかな?と疑いながら山中をずーっと行くと、ついにそれらしき建物を発見。

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 橋を渡って近づいていきます。

 

 向こう岸に着いたはいいけど、「⚪︎⚪︎神社」という石碑もありません。本当にここは那比本宮なのでしょうか……?

 

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↑下に降りていく石段もありましたが、どこに通じているのでしょう。

 

 とりあえず肝心の神社を見てみます。すると、これがなかなか立派でした。

 普通の(大きくない)神社は本殿+拝殿という構造になっているのですが、この神社にはもう一つ建物があるようなのです。

 後で調べたところ、これは「幣殿」や「中殿」といい、神様への捧げ物を置く場所だそうです。小さな神社にはありません。

 

これがたぶん拝殿。

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これが幣殿?

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これがたぶん本殿。

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 無作法と知りつつ拝殿の中をちょっと覗いてみると、「本宮神社」宛の感謝状が額に入って飾られているのが見えました。だいぶ汚れていたけど……。やはりここが那比本宮ということで間違いないようです。

 

 幣殿があることから本来は大きな神社だったのだと思われますが、現在ここまで行くのはけっこう大変です。ぶっちゃけ、高賀六社の中では一番の秘境にあります。途中舗装されていない道に差しかかった時には、本気で「どうせこの先に何もないだろ。もう引き返そう」と思いました(笑)

 

(つづく)