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BUHIXの日記

ニワカから成長しつつ、FC岐阜やJリーグの素晴らしさを伝えていきたいなと思います。

J2第12節(大分トリニータ戦)の結果と感想

 1-2で敗れ、4連勝はなりませんでした。全体的な感想は「こんなこともある」です。シーズンは長く、そんなに甘いものではありません。岐阜はまだまだ強くなっている途中、ということだと思います。プレーオフが「見える」ようにはなっても、プレーオフ圏に完全に入るだけの力はまだないということでしょう。

 ただ、相変わらず今年のJ2は混戦が続いています。現在の岐阜は10位なのですが、首位との勝ち点差は6しかありません。一方、17位の岡山との勝ち点差も僅か3しかありません。下位に落ちる危険があって安心できないとも言えるし、食らいついていけば上位進出の可能性があるとも言えます。

 以下は雑感です。

 

前半の何が良かったか 

 もう言うまでもないことなのですが、前半はかなり優勢でした。ここで先制できていればその後の展開は大きく違ったはずですし、おそらく勝ち試合に持っていけたでしょう。

 前半のどこが良かったかというと、私はいつものように前線からプレスをかけまくったことだと思います。中3日の試合が続き、選手たちには疲労が溜まっていたはずです。また、この日の16時〜17時ごろは日差しが強く、スタンドに座っているだけで暑さを感じるほどでした。しかし、選手たちは今日もしつこく相手の最終ラインにプレッシャーをかけ続けました。

 大分の上福元はJ2で最も積極的にビルドアップに参加するGKだと言われています。しかし私が見た限り、プレッシャーをかけられたことで前半だけで3度もミスをしています。1度目は足を滑らせ、2度目は敵にパスしてしまい、3度目はゴールキックをどこに蹴っていいか分からず、審判に「早く蹴れ」と促されました*1

 「前半に耐えるのは大分のゲームプラン通りだったんだよ」という見方もあるでしょう。確かにその通りですが、それだけではないと思います。岐阜が激しいプレッシングで大分のビルドアップを頓挫させたという側面もあるのではないでしょうか。まあ相手GKにミスさせたと言っても得点に繋がったわけではないし、逆にこっちは最終ラインのミスから先制されてしまったわけですが…。

 連戦の中で最後まで戦い方がブレなかった。同格以上のチームを相手にしても得意なことをさせなかった。——それらのことは評価すべきだと考えています。きっと次節以降の糧になるはずです。

 

でも2失点はちょっと

 とは言っても、怪我人が多くFW不足の大分相手に2失点はちょっと多いと思います。結果論ですが、どちらかを防げれば1-1でした。

 どちらが「しょうがない」失点だったのかは、意見が分かれるところでしょう。1失点目は「たまにはこんなミスもあるからしょうがない」のか。2失点目は「ボールサイドに人が集まる弱点を突かれたからしょうがない」のか。

 つまり、予期できないミスと避けられない弱点のどちらが「しょうがない」のか。考え方は色々あるでしょうが、単なる一ファンとしてはやはり「どっちかは防いでよ」と思ってしまいます。

 

その他

大分は4バックで来た

 大分はいつも3バックで戦っていたのですが、この日は4-4-2で試合に臨んできました。と言っても選手の顔ぶれは前節と同じですし、大幅にフォーメーションが変わったわけでもありません。変化は右WBの岸田と右シャドーの小手川が1列ずつ下がったことだけで、マイナーチェンジと言っていいと思います。

 このフォーメーション変更にどのような意図があったのかは分かりませんが、素直に考えるなら岐阜のサイドアタックを警戒していたということでしょう。そのせいかどうか分かりませんが、ウィングへのロングパスをカットされる場面が目立ちました。やっぱり素人がフラグ立てたくなるようなことはプロの監督ならとっくに対策済みなんだよなぁ……。

 

難波のゼロトップはどうか

 この日は難波が積極的に中盤まで下りてきて、パス回しに参加していました。風間がスタメンの頃にやっていたプレーに似ています。

 難波は指示通りのプレーを懸命にやっていただけでしょうから悪く言う気はないのですが、やっぱりちょっと向いていないかなと感じます。ワンタッチでパスを返すことにこだわり過ぎて、あまり精度が良くないように見えました。近い距離でワンタッチのパスを繋ぐなら、受け手の足元にピタリと収まらないと流れるようなパスワークにはなりません。

 でもまあ難波が下がったところに色々な選手が入ってきたので(ウィングからMFからSBまで)、形は良かったのでしょうか。

 

終盤は4-4-2

 終盤は永島を下げて阿部を投入。大本が左ウィングに入り、古橋が中央に移って難波との2トップになりました。4-4-2です。悪くはなかったと思います。前線の顔ぶれだけ見ると期待できそうですし、実際に(オウンゴールとはいえ)1点返せました。気になるところと言えば、2トップになった時の難波と古橋がどんな関係になるのかということと、左サイドの大本と福村の連携が良くないように見えたことでしょうか(最後に大本を風間に替えたのはそれが原因かもしれません)。 

 あと、山田くんは良かったですね。カットインでDFを1人かわして…というようなプレーはあまりないのですが、縦方向のスペースに抜けるようなドリブルは上手いです。ドリブラーと言っても色々な種類があるということですね「ボールを持った時に凄いことができるわけではない」とか書いてすまんかった。そのうちクロッサーとしても覚醒してくれないかな、と妄想します。それが今のチームにフィットするかどうかは分かりませんが……。*2

 

最後に

 救いと言っては変ですが、1点返してからのスタジアムの雰囲気は良かったと思います。それまで静かに観ていた人も手拍子していたし、みんな最後まで試合を楽しんでいる感じでした。

 サッカーは難しいスポーツなのでいつも試合に勝てるわけではありません。特別に恵まれているわけでもない地方クラブならなおさらです。だからこそ、勝てなかった試合にどう満足してもらうかが大事だと思います。勝てない日にもあの雰囲気が出せるならば、きっとお客さんは増えていくのではないでしょうか。

 次節の徳島も大分と同じくらい強い相手です。ここで勝ち点が取れるかどうか、連敗しないかどうか。それによって、本当にチームが強くなっているのか分かるでしょう。

*1:これは私が審判の動きを見間違えたのかもしれませんが。

*2:クロスから点を取れるFWがいるか、大本のオーバーラップを活かせるか、等々を考えるとやはりカットイン型のパウロがいいのかも。