BUHIXの日記

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【感想】グアルディオラのポジショナルプレー特別講座

全体の印象

  グアルディオラ時代のバイエルンに関する本です。サッカーそのものの本というより組織論とか自己啓発寄りな感じです。ポジショナルプレー」という言葉の定義をほとんどしないまま叙述を進めていく点は、ちょっと如何なものかと思います。あと、タイトルに「グアルディオラの」って入ってるけど著者はグアルディオラじゃないし。

 もともと海外サッカーに詳しい方、バイエルンが好きな方が読むなら参考になるのでしょう。門外漢向けではありません。

 

印象に残った記述

  •  「どうプレーするか」よりも「誰がプレーするか」の方が大事。前者を後者より上に置いてはならない。つまり「選手の持っているもの」からスタートするべきである。だからグアルディオラバルサ流を単純に移植しようとしたわけではなかった。
  • 選手には多様性あるプレーを求めるが、それは「選手がもともと持っている多様性」でなければならない。
  • しかし「持っているもの」と「変化」は時としてジレンマになる。持っているものを活かそうとするだけでは変わることができない。
  • サッカーは「脳がやる」のだという視点。つまり学習能力やパーソナリティに目を向ける。目を向けたとして、「こいつには学習能力がないから」「こいつはこういう性格だから」で思考停止するのではなく、「この選手の学習能力はどうやったら引き出されるか」「この性格の選手からどうやったらパフォーマンスが引き出されるか」と考える。

 

おすすめ度

 5段階中の2.5くらい。

 

グアルディオラのポジショナルプレー特別講座

グアルディオラのポジショナルプレー特別講座