BUHIXの日記

サッカーやJリーグについて書いたり、読書や旅行について書いたり。

J2第9節(カマタマーレ讃岐戦)プレビューその1 〜フットボールラボ先生にきいてみよう〜

 23日(日曜)にはアウェイでカマタマーレ讃岐さんと対戦します。讃岐×岡山の記事にも書きましたが、讃岐は決して戦力に恵まれないわけではなく、むしろ力のあるチームだと思います。なかなか楽な相手ではありません。


クラブ紹介

 何となく、今回はクラブ紹介から始めます。別に今まで対戦した相手は紹介したくなかったということではありません。対戦済みのクラブは2巡目に出来るだけ紹介しますので、ご容赦ください。

 こんな感じです。中でも皆さんに知っていただきたいのはロゴです。本当にうどんを意匠化したものですからね。初めて見た時は色んな意味で「何だこれ!??」でした。もちろんそこにはいい意味での驚きも含まれています。いや、驚きというより、もはや感動かもしれません。「香川の方々はそこまでうどんに誇りを持っているのか」、と。真のうどん愛というものを教えられた気がします。
 個人的には、県のシンボルがあるのは素晴らしいことだと思います、別に皮肉ではなく。岐阜県にはそこまで「全県を一つにする」ようなシンボルがありませんからね。むしろ羨ましいくらいです。


対戦相手の重複多し

 水戸とは6試合中3試合で対戦相手が被っていましたが、讃岐とも8試合中4試合で重複しています。その対戦結果を表にしてみましょう。

山口 名古屋 町田 湘南
岐阜 2△2 1△1 1⚪︎0 3△3
讃岐 0⚫︎1 1⚫︎2 2△2 3⚪︎0



 こんな感じです。贔屓目も込みで、僅差だけど岐阜の方がちょっと強いんじゃないかなぁ…と思ってしまいます(笑)。


 続いてはいつもお世話になっているフットボールラボで、両チームのデータを見てみましょう。

岐阜のデータを見てみると

相変わらず攻撃狂です

 水戸戦のプレビューにも書きましたが、攻撃馬鹿が泣いて喜ぶような指標が出ています。それは第7節の終了時点でも変わりません。
 第7節が終わった時点でパス数ボール支配率30mライン進入回数トップ。ドリブル数も徳島に抜かれましたが2位、攻撃回数でも5位につけています(第8節の結果はまだ反映されていないようです)。
 一方でシュート数が13位、枠内シュートが17位と、あまり良くありません。フィニッシュの段階に課題を抱えていると言えます。


大木戦法の特徴が表れてきたか?

 また、特定の選手にゴールが集中していないのも特徴です。水戸戦で2得点、湘南戦で3得点とだんだん点は取れるようになってきましたが、得点者はFWからDFまで満遍なく散らばっています。ここまでにゴールを記録した選手が8人もおり、長崎と並んでリーグ2位タイの多さです*1。これについては「どこからでも点が取れる」「全員がよく動いている」と評価する人もいるでしょうし、「エース不在」と感じる人もいるでしょう。個人的にはやはり「全員でボールを支配し、全員で押し込む」という大木サッカーの特徴が顕らかになってきたのだと思いたいところですが。

守備のデータは解釈が難しい

 守備に目を移すと、第8節終了時点で失点が11あるのは山口と並んでワースト4位タイです。とは言っても飛び抜けて多いわけではありません(度数が最も多いのは9失点のグループ)。負けた試合はすべて1点差であり、得失点差も-1に留まっているので、それほど壊滅的に守りが弱いわけでもないと思います。
 その他、岐阜の守備にはインターセプトが少ないという特徴があります。これは試合を観ている時の印象と明らかに乖離していますね。岐阜はボール奪取が多いチームのはずですが、なぜ少ないのでしょう。ボール奪取力がないと、いくらパスが上手くてもこんなにボール支配率は高まらないと思いますが……私の考える「インターセプト」とは定義が違っているのでしょうか。それとも単純に「岐阜も多いけど他のチームはもっと多いよ」ということなのでしょうか。まあ、それについては機会があれば別稿で考えたいと思います。


讃岐のデータを見てみると

速攻、サイドアタック、高精度

 攻撃回数が3位クロス数が3位ドリブル数が3位と高いです。この数字を見る限りではサイドアタックに特徴があるようですね。スローインも4位と多いので、やはりサイドから攻めてクロスを上げる or マイボールのスローインを得るというパターンが確立されているのではないでしょうか。
 またシュート数で5位枠内シュート数で6位につけています。シュートの上手い選手たちを抱えているということなのでしょう。
 一方パス数は18位、ボール支配率は16位、30mライン進入回数は14位と高くありません。以上のことを総合すると讃岐は「少ないチャンスを活かす速攻型のチームで、サイドアタックが得意で、フィニッシュの精度が高い」という結論になりそうです。攻撃面のスタッツはちょうど岐阜を裏返しにしたような感じですね。


実は讃岐も色んな人が

 ここまでに挙げてきた数字のうち、両チームともに高いのはドリブル数くらいです。しかし、実はもう1つだけ共通点があります。それが得点者の散らばりです。上に岐阜の得点者は8人いて2位タイと書きましたが、じゃあトップはどこかというと……実は9人の讃岐なんですね。シュート数・枠内シュート数のデータと合わせて解釈してみても、やはり讃岐にはシュートの上手い選手が多数いるということになると思います*2。同じ「得点者の散らばり」でも、優秀なフィニッシャーがいるからそうなるのか、いないからそうなるのか、という点が岐阜とは正反対ですね。

守備の激しさ

 次に讃岐の守備面へと目を移してみましょう。何と言ってもタックル数4位クリア数2位という数字が目を引きますね。体を張ってボールを奪ったり弾き返したりしていることが分かります。このタックル数とは成功数のことだと思われるので、企図数や成功率は分かりませんが、おそらく企図数も多いのではないでしょうか。良く言えば球際で引かない、悪く言えばプレーが荒いチームという像が浮かんできます。
 上述の攻撃面の特徴と合わせて考えてみても、讃岐はやはりボール保持にこだわらない速攻型のチームなのだと言えそうです。実は失点数が岐阜と1しか変わらないので、「堅守」速攻とは敢えて言いませんが……。


つづく?

 今週は早めにプレビューを上げてみました。余裕があったらその2に続きます。DAZNのハイライトを観た感想について書くつもりです。書けたらいいな。
 なお前節の讃岐に関する記事もありますので、よろしければそちらもご覧ください。




ちなみにBUHIXさんは丸亀製麺によく行くんだって。







でもあれって本当は神戸の会社がやってるらしいですね。


*1:手集計なので見落としがあるかもしれませんが。

*2:後から気づいたのだが、「セットプレーからたくさんのシュートを放っている」という可能性もある。