BUHIXの日記

ニワカから成長しつつ、FC岐阜やJリーグの素晴らしさを伝えていきたいなと思います。

J2第8節(湘南ベルマーレ戦)プレビュー

 明日(15日・土曜)はアウェイで湘南ベルマーレさんと対戦します。とても強い相手だと思います。厳しい戦いになるでしょう。


湘南に対するイメージ

 私がなぜそこまで湘南を褒めるかというと、何度もJ1に、それも自動昇格で上がっているからです。J2には有力なクラブ、昇格候補と見られているクラブが他に幾つもあります。どの年も展開が読めません。その中できちんと結果を出して昇格していく、しかも自動昇格圏に入るというのは大変なことだと思います。
 J1に上がれるクラブと上がれないクラブにはやはり差がありますし、「何度も」上がれるクラブとの間にはさらに大きな差があります。また、自動昇格を達成したクラブと、運が絡むプレーオフで昇格したクラブとの間には、やはり差があると感じます。
 というわけで、湘南さんにはJ2の他の強豪よりも「強いなぁ」というイメージを持っています。ここで言う強いとは「戦力がある」とか「いい選手がいる」というよりも「勝ち切れる。きちんと結果を残せる」という意味合いです。
 まあそれは主に近年(特に曺貴裁さんが監督になってから)のイメージであって、以前は弱い時代もあったようですが…。


参考1. 過去の湘南の成績

 参考に、2008年からの順位と勝ち点を貼っておきます。抜けている年はJ1に行っていたということです。

年度 順位 勝ち点 G係数
2008 5位 65 1.54
2009 3位 98 1.58
2011 14位 46 1.91
2012 2位 75 2.14
2014 1位 101 2.06

 なお、表の右端にあるG係数とはGIFU係数の略で、湘南の勝ち点を岐阜の勝ち点で割ったものです(小数点第2位未満切り捨て)。まったく役に立たない数字ですが(ぉぃ)、岐阜から見た湘南の強さは分かると思います。近年で最も成績が悪かった2011年でさえ、岐阜の約2倍の勝ち点を稼いでいるんですね……。

参考2. 湘南のチーム人件費

 もう1つの参考資料として、2015年度のチーム人件費を挙げておきます(単位は億円。区分と成績も2015年度のもの)。チーム人件費とは選手・監督・コーチの総年俸を指すようです。比較のため他クラブの数字も並べてみました。なおソースはJリーグの開示した資料です。

クラブ 人件費 区分 成績
湘南 6.99 J1 8位
名古屋 20.86 J1 9位
千葉 10.45 J2 9位
松本 8.21 J1 16位
京都 7.96 J2 17位
徳島 6.84 J2 14位
福岡 6.26 J2 3位
山形 5.03 J1 18位
岐阜 4.68 J2 20位

 ご覧の通り、湘南のチーム人件費はそれほど高いわけではありません。2015年度のJ1では山形に次いで下から2番目でした。甲府や松本よりも少なかったのです。J2に入れば高い部類になりますが、それでも突出しているわけではありません。徳島や福岡と大差ないくらいです。
 チーム人件費が必ずしも高くないのに上記のような結果を出しているので、やはり湘南は「強い」「勝てる」クラブだと評価すべきでしょう。この年に至ってはJ1でも年間8位につけていますから、凄いの一言です。
 それにしても、表を見るだけで色々考えちゃいますね。松本の地盤はやっぱりすげーなとか、山形もやりくり上手ですげーなとか、名古屋を降格させた首脳陣は別の意味ですげーなとか……。あと、我が岐阜もこの予算ならもっと勝てないとダメでしたね。


予習1. DAZNハイライト

第4節・愛媛FC

攻撃面

 フィニッシャーとして決定的な働きをしていたのはジネイ、山田です。奈良輪のクロスにジネイが頭で合わせたシュートは見事でしたが、惜しくも枠を外れました。秋野?のスルーパスに山田が抜け出したシーンも絶好機だったものの、愛媛のGKパクソンスにセーブされてしまいます。
 それ以外だと奈良輪がクロスを上げたりミドルを撃ったりで目立っていました。また石川はドリブルで運ぶこともスルーパスを出すことも出来ます。要注意です。
 決勝ゴールを挙げたのはジネイ。安藤のクロスに合わせて決めました。クロスの方向をワンタッチで僅かに変えて流し込む、巧みなシュートです。上述のヘディングといい、ジネイはクロスに合わせるのが得意ですね。ただ飛んでくるボールに合わせることだけでなく、その前に相手DFのマークを外すところまで含めて凄く上手いと思います。


守備面

 両WBは守備力に不安があるようです。右WBの奈良輪は愛媛の浦田にあっさりかわされてシュートを撃たれています。また、左WBの高山は愛媛の小池に裏へと抜け出されていました。しかもその後に雑なスライディングをしてかわされてしまいます(ただし高山は怪我をして離脱中なので、岐阜戦には出ません)。どうもこのハイライトを見る限り、湘南の選手は不用意にスライディングしますね。ハイライトは攻撃が上手く行ったシーンばかり集めたものなので、守備側が悪く見えるのは当然と言えば当然なのですが…。
 ボランチが攻撃に出た後の隙もありそうです。愛媛の近藤に、最終ラインの前(いわゆるバイタルエリア)から強烈なシュートを放たれていました。湘南のボランチ石川は近藤の背後まで戻ってきているのですが、間に合いません。
 また近藤にはCBの裏に抜け出され、GKと1対1になるビッグチャンスも作られています。しかし近藤のシュートにGK秋元が信じられない好反応。ピンチを救いました。これが決まっていれば引き分けに持ち込まれていたかもしれません。
 この場面では、近藤に抜け出されたCB以外にも問題があります。近藤に通ったロングパスは精度の高い見事なものだったのですが、出した選手(白井?)に奈良輪がもっとプレッシャーをかけていれば、そんなに良いパスは出せなかったでしょう。というわけでここでも奈良輪が隙を作っています。
 全体的に、WB・ボランチ・CBとどこからでも愛媛のチャンスを演出していたなという印象です(ぉぃ)。GK秋元が再三のビッグセーブでそれを跳ね返し、何とか無失点で試合を終えましたが。
 なお秋元は前節の東京V戦で指を怪我したようです。長期離脱はなくても、岐阜戦には出てこない可能性があります。


第5節・ジェフユナイテッド千葉

攻撃面

 1点目は齋藤未月が右サイドでボールキープしたところから生まれました。齋藤からのボールを菊地がダイレクトでクロス。これにジネイが飛び込み、ゴールとなりました。菊地とジネイの間にほとんどアイコンタクトの時間もなかったと思いますが、よくクロスに反応できたものです。その一瞬のスピードが素晴らしいですね。
 2点目は岡本のロングパスに奈良輪が抜け出し、ボレーでゴールに突き刺しました。キーパーもほとんど動けない見事なシュートです。岡本は表記上は3バックの1人ということになっていますが、フィードの上手さをうかがわせます。またフィードだけでなく、湘南の3CBは頻繁に1枚が攻め上がるようです。松本もやっていましたし、流行っているのでしょう。
 この他にも奈良輪と齋藤が何度も千葉のライン裏に抜け出して決定機を作っていました。まあ超ハイラインの千葉が相手だから参考にならないかもしれませんが(笑)、この2人にはスピードがあるということだと思います。


守備面

 千葉の攻撃で一番目立っていたのは清武功暉*1です。クロスに飛び込んだり、あわやゴールというFKを蹴ったり大活躍でした。
 というか、千葉のチャンスシーンはほとんど清武だけでしたね。あとは北爪のシュートがDFに当たって入りそうになった場面くらいです。愛媛戦に比べると、湘南にはそこまで決定的なピンチがありませんでした。


ハイライトを見た印象

 積極的にプレスをかけるスタイルもあり、前掛かりになったところに隙が出来そうです。割と点が取れちゃったりはしないかなぁ…するといいなぁ(願望)


 この後、余裕があれば予習2として第6節のカマタマーレ讃岐戦についても書きたいと思います。アップするのが試合開始直前になったりするかもしれませんけど…(笑)
 また、前節の東京V戦について書いた記事もありますので、そちらもご覧ください。
buhixdayo.hatenablog.com

たのしめてるか。 ~湘南ベルマーレ2016フロントの戦い~

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*1:清武弘嗣は実兄。