BUHIXの日記

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今後のFC岐阜が進む方向2〜バルサの真似はできなくても〜



(こんなタイトルだけど文章は前回から直接繋がってるわけじゃありません)


百聞は一見にしかず

 私は今季のFC岐阜を語る上で、「ショートパスで中央を崩す」というような表現を何度も使ってきました。では、それって具体的にどのようなプレーのことを指すのでしょうか。
 口で説明するよりも、動画を見て頂いた方が早いと思います。


『メッシ』tiki taka超絶コンビネーションまとめ Lionel Messi GOD OF TIKI TAKA


 まあ、こんな感じです。天下のバルセロナ、天下のメッシによるパスワークですね。ちなみにこの動画はYouTubeで「サッカー/コンビネーション」と検索すればトップに出てきます。他にも色んな動画がありますが、ショートパスでの崩しとなればやはり(何年か前までの)バルセロナが1つの理想形でしょう。
「敢えてピッチを狭く使う」大木監督のスタイルも、究極的にはこのようなコンビネーションを目標としているはずです。


バルサは1日にしてならず

 では、FC岐阜がこのような攻撃を行うことは可能でしょうか。私なりに出した結論を先に言うと、なかなか難しいと思います。少なくとも「すぐには」できないでしょう。
 そう言うと「そうだよな。どうせ日本の選手はレベルが低いからな」「メッシのような特別な選手がいなきゃ無理だからな」などと思われるかもしれません。しかし、それは私の考えている理由ではありません。「選手のクオリティが低いからできない」ということではないのです。
 確かにJ2のレベルは世界的に見れば高いものではありません。しかし、相手も同じJ2のクラブなのです。FC岐阜の選手がバルセロナの選手に及ばないのと同じくらい、相手の守備陣もリーガエスパニョーラや欧州CLの守備陣に及びません。ですから個人的には、選手のクオリティは本質的な問題ではないと思います。J2という枠の中でだけなら、上の動画のような"パス無双"は可能でしょう。
 ではなぜ「難しいだろう」と書いたのか。理由は単純です。コンビネーションは出来上がるのに時間がかかるからです。
 バルセロナの選手たちだって、一朝一夕にあのような連携を身につけたわけではありません。少年期からカンテラ(下部組織)で共に過ごし、サッカー観を共有し、一貫したメソッドに沿って育てられた結果としてあのコンビネーションがあるのです。
 ですから極論すれば、FC岐阜のユースチームで大木戦術を教えなければいけません。育成年代からトップチームと同じ戦術を教えられてきた選手たちでなければ、大木流を完璧に体現することはできないでしょう(本当に子供の頃から大木戦術を身につけさせることができるならば、かつてのバルセロナよりももっと狭い場所で、もっと細かいパス回しが可能になるかもしれません。夢のある話ではあります。ただし、「細かい=効果的」とは限りませんが)。
 そのような極論は置いておくとしても、チームが成熟するには時間がかかります。現在のFC岐阜には庄司、シシーニョ、風間、永島、福村などパスに長けた選手が揃っています。まだ出場していませんが野澤も上手いはずですし、CBとしては青木も上手いです。パス能力だけならJ2屈指のチームかもしれません
 しかし、そのような選手たちを集めてもまだまだコンビネーションは完成していません。今シーズンが開幕してから、「パスで崩し切る」ゴールはまだ生まれていないのです。それがいつ出てくれるのかは分かりませんが、まだ何節か先のことになるかもしれませんし、何ヶ月も先になるかもしれません。


持っている武器で戦うしかない

 とは言っても、ショートパスが現時点でFC岐阜の最大の長所であることに変わりはありません。ですからその長所を使って何とか相手の短所を突いていくしかないと思います。
 綺麗に崩すことができなくても、いつもの「密集からのショートパス」で相手のペナルティエリアに侵入していくしかありません。今までに何度か言いましたが、そうやって相手ゴール前で混戦を作れれば何かが起こるかもしれないのです。
 これも口で言うより動画を見た方が分かりやすいと思います。前節の徳島ヴォルティスのゴールが非常に参考になりますので、貼っておきます。


【公式】ゴール動画:渡 大生(徳島)30分 大分トリニータvs徳島ヴォルティス 明治安田生命J2リーグ 第4節 2017/3/18

 まあこんな感じで、「ペナルティエリアに入ったら団子サッカー」を目指すのがよいのではないでしょうか。それでも点は取れるはずですし、他チームの脅威になれると思います。ペナルティエリアに侵入するまでは中盤で今までのようなパス回しができればOKです。
 そして繰り返しになりますが、この長所を活かすためにこそ、ミドルシュートやサイドアタックもあるぞと相手に思わせ、相手の守備陣を縦横に間延びさせるべきでしょう。



 ……これもグルグル考えたことをそのまま記したって感じで、いまいち何が言いたいか分からない記事だな(笑)。
2017.06.03


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