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BUHIXの日記

FC岐阜のレビューをしつつ、ニワカから成長していきます。

今後のFC岐阜が進む方向

前節の監督コメントより

 第4節(横浜FC戦)の感想の中で、私は「終盤になってクロスを上げ始めるくらいなら最初からやろうよ」と書きました。なぜ最初からやった方がいいのかと言えば、クロスを上げている時間帯の方が、それ以前の時間帯よりも得点が入りそうに見えたからです。守っている相手チームも嫌だっただろうな、と思います。

 ただ、大木監督は第4節の終盤について違った見方をしていました。

岐阜vs横浜FCの試合結果・データ(明治安田生命J2リーグ:2017年3月19日):Jリーグ.jp

最後は押せ押せの形になりましたけど、1ー2で負けているチームのありがちな状態という感じがしました。クロスを何回か上げましたけれど、なかなかあのような練習をしていないので、これで入ればもう少し考えなきゃダメだと思いましたけど、やっぱりそこで取れる状況にはならなかったですね。

 

 どうも監督はあの終盤のクロス攻勢を「苦し紛れに、或いは自棄になってやったこと」「自分たちの本来の攻め方を忘れている」と解釈しているようです。

 ここで「監督の意見は俺と違っている。しかし俺の方が正しい!」などと主張するつもりはありません。私は1人の素人に過ぎないのですから。監督のコメントのうち、特に普段やっていない攻撃をいきなりやっても結果は出ないという見方は妥当だと思います。ただ、あの終盤の攻撃を見て「点が入らなかったんだから、あまり効果的ではなかった」と解釈するのはどうでしょうか。少し疑問が残ります。

 

点は入らなかったけど

 あの前に何十分もショートパスを繋いで攻めていたのに、入ったのはPKの1点だけです(この1点が取れただけでも、前節からの大きな進歩なのですが)。それに対して終盤のクロス攻勢は5分から10分ほどしかやっていません。

 時間ベースで考えれば、普段やっているショートパスでの攻撃もそこまで効率的と言えないし、無得点だったからと言ってクロスが非効率とも言えないのではないでしょうか

 だったら「ショートパス以外の手段で攻めてみよう」という発想も、少しくらい持った方がいいと思うのですが…。

 

長所を活かすためにこそ

 私は何も「クロスを一番の武器にしろ」「クロスはどんな時にも万能だ」などと言いたいわけではありません。選手には向き不向きというものがあります。現在のFC岐阜の選手たちは、クロスから点を取ることにあまり向いていません。大木戦術を実行するため、パス技術や運動量に長けた人材を揃えているからです。ですからその長所を活かしてショートパスで攻めるのは当然のことです

 私が言いたいのは「でも得意な攻撃パターンでなかなか点が取れていないのだから、別のパターンも考えてみては」ということです。或いは「得意なパターンを活かすためにも、別のパターンを相手に見せた方がいいのでは」ということです。

 今の岐阜は「中盤のパス回しで圧倒してもミドルは撃ってこない。サイドの奥深くまで行ってもクロスを上げてこない」と読まれている状態なのでしょう。だから相手チームは安心して中央を固めることができるし、固められた中央を岐阜がパスで崩すこともできないのです。

 長所であるショートパスでしっかりと中央を崩し切るためにこそ、ミドルシュートやクロスを警戒させ、相手の守備陣を縦横に間延びさせるべきだと思います。

 最初の2節(山口戦、名古屋戦)では、それが実行できていたはずです。ここ2節(松本戦、横浜FC戦)でできなくなってしまったように見えるのは、相手に岐阜の戦術を研究されたせいなのでしょうか、反町監督や中田監督が試合巧者だからでしょうか、はてさて…。まだ今季初勝利を挙げられていないため、選手たちも少し落ち着きをなくしているのかもしれませんね。