BUHIXの日記

ニワカから成長しつつ、FC岐阜やJリーグの素晴らしさを伝えていきたいなと思います。

第3節(松本山雅戦)プレビュー

 

 明日(12日・日曜)は松本山雅さんとホームで対戦する。そこで私なりに試合展開を予想してみよう。このような妄想もスポーツ観戦の楽しみの1つだと、個人的には思う。

 

 まず予習として前節と前々節の松本の試合を観てみた(ただしフルマッチを観たわけではなく、所々飛ばしながら)。 

 

予習1.横浜FC

 第1節、つまり開幕ゲームに当たる。カズが50歳の誕生日にJリーグ最年長出場を果たして話題となった試合でもある。横浜FCは我が岐阜が第4節で対戦する相手でもあるので、その予習も兼ねている。

 「守備力の松本VS攻撃力の横浜FC」の構図になると考えられていたようだが、序盤はロングボールの蹴り合いになった。松本の守備力はともかくとして、この段階では横浜FCの攻撃力が高いようには見えない。解説者は「パスを繋げるアタッカー陣を揃えている」と言うのだが、そんな気配は微塵もない。むしろ松本が少しはパスで攻撃を組み立てようとしているのに対して、横浜FCは全くボールを繋ぐつもりがなく、ひたすら前線に放り込んでいるように見えた。

 このロングボール合戦は横浜FCの断然有利で進んだ。自陣から敵陣へのボールはFWイバが落とし、敵陣から自陣へのボールはDFヨンアピンが弾き返していたからだ。

 横浜FCは、今年はロングボール主体で攻めると決めているのだろうか。それとも、守備力の高い松本に引いて守りを固められることを警戒して、敢えてボールを持たせようとしたのだろうか。

 なお背番号6の中里は見事なロングスローを投げていた。これを見るとやはり横浜FCはポゼッションよりも空中戦主体のチームであるように見えるのだが…。

 松本の攻撃では石原がサイドからのドリブル突破で目立っていた。石原のクロス、あるいは石原が取ったCKを長身FWが叩き込む、というのが松本の得意パターンのようだ。しかし横浜FCが空中戦に強いヨンアピンを抱えていることもあって、松本は無得点に抑え込まれた。

 松本の攻撃にはもう1つ「3CBのうち1枚が頻繁に攻め上がる」特徴があったが、効果のほどは不明。

 

予習2.愛媛FC

 この試合では完全に松本が主導権を握っていた。スコアは0-0だったものの「流石はJ2の上位クラブだ」という印象を受ける。愛媛にとっては「勝ち点1が取れただけでもよかった」という試合内容だろう。

 攻撃はクロスやセットプレーからのヘディングが中心で、得点にこそ繋がらなかったものの迫力があった。愛媛のGKパク・ソンスはよく守ったと思う。あとは左WB志知の突破も印象に残った。

 守備ではすぐプレスに行かず素早い帰陣を優先していた。この戻りが非常に早く、愛媛はなかなか攻め手を見つけられなかった。特に空中戦では完全に松本の守備陣が勝っていた。守備の固さに自信があるから、「プレスに行ってかわされるよりもまず戻れ」ということになるのだろう。「すぐボールを取り返せ」という大木岐阜の守備とはまるで反対のコンセプトであり、両チームの対戦がどのような展開になるのかは非常に興味深い。

 

対戦シミュレーション

 おなじみフットボールラボさんの対戦シミュレーション。載せておくが、正直これは当てにならないと思う。それが前節の名古屋戦でよく分かった(笑)。両チームの戦力、地力を大雑把に測ることはできるが、「展開」を予測するには全く役立たない。特に新監督が就任している場合はそうだ。監督の戦術が変われば、計算の基礎となる「状況発生確率」自体が根本から異なったものになってしまうからである。

FC岐阜 対戦予測シミュレーション 対松本 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

 30回シミュレーションした結果は6勝17敗7分となった。名古屋戦のシミュレーションでは5勝21敗4分だったので、松本はそれに迫るほどの戦力を持っていることになる。昨年J1昇格が見える順位にいたこともあって、やはり地力は高いということか。

 

というわけで私の予想は

 松本の反町監督には色々な評価があるけれども、やはり3チーム*1をJ1に昇格させたのはすばらしい実績だと思う。タイプとしては現実主義の監督で、研究によって徹底的に相手の良さを消す戦い方に定評がある。ロマン追求型の大木武監督は、京都監督時代に反町松本との対戦を苦手としていた*2

 そんな反町監督が率いる松本なので、当然今季の岐阜の戦い方は研究しているだろうし、その良さを発揮させないように手段を講じてくるだろう。端的に言えば、引いて守りを固めてくるはずだ。

 スピードが武器の古橋や大本は、相手に引かれたら持ち味を出せないかもしれない。ドリブルで突破できそうな田中パウロに期待か。後はまだ目立った活躍はできてないけど山田晃平とか。

 古橋は前節にいいミドルを打っていたので(楢崎にセーブされたが)、遠目から狙ってみてもいいかもしれない。引いた相手にはブロックの外からのシュート、というのはセオリーの1つだし。風間やシシーニョもいいミドルは撃てるはずなので、狙っていってほしい。

 相手の攻撃で怖いのはまずカウンターやスルーパス。スピードに注意すべき選手は志知、次いで石原や田中隼磨だろうか。

 ただ、もっと怖いのはやはり空中戦だ。長身の高崎、三島を同時起用してこられたら、岐阜の守備陣にとってはなかなか厳しい。それに加えて松本にはCBの攻撃参加もある。上に「効果のほどは不明」と書いたが、高さに恵まれていない岐阜相手になら効くかもしれない。ビクトルが確変して止めまくってくれることに期待しよう(適当)。

 その他、反町監督がやってきそうな岐阜対策として庄司やシシーニョへのマークがある。山口が庄司にマンマークを付けて岐阜の攻撃をある程度抑えていたこと、名古屋が庄司を自由にして押されまくったこと等は、当然ながら反町監督もチェックしているはずだ。ただ庄司とシシーニョを同時に封じるというのはなかなか難しいと思うので(願望)、一方が密着マークされたらもう一方が上手くカバーしてやってほしい。してくれる、はず。

 

【関連記事】

*1:新潟、湘南、松本。

*2:通算で2敗2分。ただし反町が湘南を率いていた2011年には大木京都が2勝している(天皇杯を含めれば3勝0敗)。