BUHIXの日記

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DAZNで開幕戦(レノファ山口戦)を観直してみて

注目した点

  • 山口の庄司対策
  • 山口の守り方
  • 岐阜の守り方

 スタジアムで観た時はどうしても贔屓チームの動きばかりに注目してしまった。また、攻撃側(ボールを持っている側)の意図ばかり考えてしまっていた。というわけで、映像で観直す今回は相手側の動きや守備の方法に注意を払ってみようと思う。

(※読み返してみると、本当は分かってないのに一生懸命「サッカーが分るフリ」をしている。抽象的な記述ばかりだ(笑)。2017.06.02)

 

山口の庄司対策

 庄司はリーグ屈指のパサーであり、今季の岐阜のキャプテンにも指名されている。文句なしの岐阜の中心選手である(そして昨季は山口の中心選手であった)。彼を自由にプレーさせないために、背番号14の高柳がマンマーク気味に付いていた。高柳は本来なら中盤のユーティリティプレーヤーのようだが、この日は主にトップ下のような高い位置にいた。やはり庄司をマークするためだろう。

 

山口の守り方

 前半は敵の司令塔である庄司に高柳がプレッシャーをかけ、キーパスを出せなくした。他の選手も積極的にプレスをかけに行き、パスを引っ掛けようとしていた。これは有効に機能し、岐阜はボールを持っている時でも「自陣に押し込まれる」展開となった。

 

岐阜の対応

 マンマークされるのを嫌ったのか、それとも元々の戦術によるものか、庄司はやがて最終ラインまで下がってビルドアップをするようになる。これにより岐阜のCB陣がプレスでボールを奪われる危険は減ったが、今度は中盤で上手くボールが回らなくなってしまった。

 風間がFWの位置から中盤に下りてくるが、あまり上手くいかない。後に同点のゴールを決める永島も、この時点では全く目立っていなかった。結局、庄司が下がるのに合わせてシシーニョが下りてくるようになるまで、問題は解決されなかった。

 シシーニョは前半終了間際に鋭いサイドチェンジを連続で成功させ、状況打開のアイデアを見せる。いま思うとこれが後半の予兆だったかのようだ。後半の岐阜は完全にボールを支配し、猛攻を仕掛けた。

 

岐阜の守り方

 正直に言うと、ポジショニングはよく分からない(笑)。過去の記事で何度か触れたように、「ボールを取られたらすぐ取り返す」というコンセプトで守っているようである。選手間の距離が近く、ボール付近に人が集まるため「誰がどこにいるか」が分かりにくい。

 CB以外の選手は、厳密にポジションを決めて守るというより「その都度チャレンジ&カバーの関係を作り直している」というのが実態に近いのだろう。

 守備で目に付いた選手は左SB福村。対人守備で上手く相手を潰していた。攻撃で大活躍だった右SB大本も、守備で一度、ピンチを救う大ファインプレーをしている(逆側のSBがゴールまで絞ってくる動き)。

 あまり良くないなと感じたのがCB青木。2失点の両方に絡んでしまった。

 

次節の展望

 名古屋は庄司にマンマークを付けてくるようなことはないはずなので、開幕戦よりは庄司が自由にプレーできるかもしれない。すると意外にパスが回ったりしないだろうか。回るといいな(願望)。

 まあ、名古屋のFWのプレスはしつこかったので、こっちのCBがミスを誘発されそうな予感もするが…。逆にこっちのプレスはかわされる絵しか浮かばないぞ(笑)。かわされ続けて体力が無くなったところで一気に点差をつけられるような展開にならないといいのだが。

 何にせよ、初戦のように800本もパスを繋ぐことは不可能だと思っていい。現時点の名古屋相手にそんなことができるなら、岐阜はJ1にいないとおかしい。相手に隙があるとしたら高くなったラインの裏だろうか。団子アタック(仮称)で敵陣を崩そうとするよりは、古橋や大本を裏に走らせる方がチャンスを生むかもしれない。 

( ※結局、開幕戦と同じくらい繋げたな(笑)。自分の中で勝手に「名古屋はビッグクラブ!岐阜とは圧倒的に差がある!」と思い込んでいたのかもしれない。サポーターたちのそういう思い込みこそが「岐阜の可能性」を小さなものにしていたのかもしれない。大木監督が開幕前に「岐阜のイメージを変えたい」と強調していたのも、きっとサポーター側の思い込みを取り去りたかったからだろう。我々の目を開かせてくれた監督には「ありがとう」と言いたい。2017.06.02)

 

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